坂東三津五郎さんの棺桶に入った花錫杖って? [芸能]
こんにちは。ココです。
昨日25日は
10代目・坂東三津五郎さんの本葬が
青山葬儀所(東京都港区)で行われましたね。
最後のお別れに著名人・芸能人などたくさんの方がかけつけました。
喪主は長男の巳之作(みのすけ)さん。
13年6月、建て替えを終えた歌舞伎座の
こけら落とし公演で舞踊の「喜撰(きせん)」を
三津五郎さんは演じたんですが、
そのときにお弟子さんに
「俺が死んだら、これを棺おけに入れてくれ」と
舞台で使われる小道具の花錫杖(はなしゃくじょう)を
手にして頼んだそうです。
巳之作さんは
「本人の望み通り花錫杖と姉さんかぶりを入れました」
とコメント。
ん?
花錫杖って???
こういうの↓
紅白の柄(持ち手)に桜の花がついているものです。
ちなみにふつうの錫杖はこんなの↓
『西遊記』の三蔵法師が持ってるヤツですね。
頭の部分が金属でできていて、
金属の輪にさらに輪をいくつか通しているので
音が鳴るようにできてます。
シャクシャク(錫々)という音に聞こえるから
錫杖という名前になったとか。
もともと山で修行するお坊さんが、
危険な動物や蛇から身を守るために持っていたんですね。
登山のときの熊よけに
鈴を鳴らしながら歩くのと同じ効果があったんですな。
もともとの錫杖にくらべれば、
花錫杖は装飾的な意味合いが強くて
踊るときの小道具ですね。
果たして三津五郎さんは棺おけに入れてほしいというくらい
どんな思い入れがあったんでしょうか?
やっぱり歌舞伎座の建て替えと、
そのこけら落とし公演の舞台に立てたという
歌舞伎俳優として歴史的な行事に立ち会えた誇りと感動が
花錫杖に集約されたのかもしれませんね。。
同じく棺おけに入れられた姉さんかぶりは、
つまり日本髪にかぶせる手拭いのことですね。
↓
やはり当代きっての舞踊家・坂東流の家元を
象徴するものだったと言えますので
三津五郎さんが花錫杖と一緒に頼んでいたというのも納得☆
ご冥福を心よりお祈りいたします。
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昨日25日は
10代目・坂東三津五郎さんの本葬が
青山葬儀所(東京都港区)で行われましたね。
最後のお別れに著名人・芸能人などたくさんの方がかけつけました。
喪主は長男の巳之作(みのすけ)さん。
13年6月、建て替えを終えた歌舞伎座の
こけら落とし公演で舞踊の「喜撰(きせん)」を
三津五郎さんは演じたんですが、
そのときにお弟子さんに
「俺が死んだら、これを棺おけに入れてくれ」と
舞台で使われる小道具の花錫杖(はなしゃくじょう)を
手にして頼んだそうです。
巳之作さんは
「本人の望み通り花錫杖と姉さんかぶりを入れました」
とコメント。
ん?
花錫杖って???
こういうの↓
紅白の柄(持ち手)に桜の花がついているものです。
ちなみにふつうの錫杖はこんなの↓
『西遊記』の三蔵法師が持ってるヤツですね。
頭の部分が金属でできていて、
金属の輪にさらに輪をいくつか通しているので
音が鳴るようにできてます。
シャクシャク(錫々)という音に聞こえるから
錫杖という名前になったとか。
もともと山で修行するお坊さんが、
危険な動物や蛇から身を守るために持っていたんですね。
登山のときの熊よけに
鈴を鳴らしながら歩くのと同じ効果があったんですな。
もともとの錫杖にくらべれば、
花錫杖は装飾的な意味合いが強くて
踊るときの小道具ですね。
果たして三津五郎さんは棺おけに入れてほしいというくらい
どんな思い入れがあったんでしょうか?
やっぱり歌舞伎座の建て替えと、
そのこけら落とし公演の舞台に立てたという
歌舞伎俳優として歴史的な行事に立ち会えた誇りと感動が
花錫杖に集約されたのかもしれませんね。。
同じく棺おけに入れられた姉さんかぶりは、
つまり日本髪にかぶせる手拭いのことですね。
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やはり当代きっての舞踊家・坂東流の家元を
象徴するものだったと言えますので
三津五郎さんが花錫杖と一緒に頼んでいたというのも納得☆
ご冥福を心よりお祈りいたします。
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